原因を知る

糖尿病の人には、中性脂肪や、血中コレステロールの値が高めの人が多く、HDLコレステロールを減少させる場合があります。動脈硬化は、誰でも加齢とともに、起こる可能性のあるものなのです。血中コレステロールが高いことは、「粥状動脈硬化」の最大危険因子となります。血管内膜に、「LDL(悪玉)コレステロール」が過剰に溜まり、酸化されます。

どうして、体内で動脈硬化が起こるかは、まだはっきりと分かっていませんが、動脈硬化は、10代からすでに始まって、それが進行して、40歳を超える頃にさまざまな症状が現れます。また、 尿酸値が高かったり、肥満や糖尿病を合併させたりします。また、糖尿病は、血糖値が高いことから、血液の粘度が高くなり、血栓を起こしやすくなるなど、多くの因子をもった恐ろしい病気なのです。そして、「アテローム(粥腫)」を発生させます。

高中性脂肪(トリグリセライド)血症の人は、動脈硬化を予防してくれる「HDL(善玉)コレステロール」の値が低いです。動脈硬化となる要因には、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、肥満、ストレスなどが挙げられます。つまり、動脈硬化となる危険因子が備わっているのです。アテロームが、どんどん厚くなると、血栓ができて、血管が詰まってしまうのです。

傷ついたり、治ったりを繰り返すことで、そこに脂肪が溜まりやすくなるのです。アテロームとは、脂肪物質が、血管壁の中に厚く溜まって、“おかゆ”のようなドロドロ状態になったものです。高血圧の人は、絶えず動脈壁に高い圧力がかかっているので、内膜が傷ついてしまいます。